明日香を歩きました
  2011.10.30.〜11. 1.  明日香を歩いてきました
琵琶湖汽船の「ミシガン」に乗ってみました 薬師寺東塔・・・素屋根の基礎工事が進んでいました
猿石?・・・吉備姫王の墓にて 高松塚古墳・・・この後、壁画館にも行きました
亀石・・・これって、何のための物だったのでしょう? 奥に見えるのが橘寺です!
石舞台古墳・・・石室も広くて立派でした・・・ 酒船石・・・飛鳥って謎が多いですね
亀型石造物・・・祭司跡か?って説明にありましたが・・・ 蘇我入鹿の首塚から飛鳥寺の眺望
またまた・・・孫ダヌキに会いに行きました

 次男夫婦の孫ダヌキに会うために・・・・今年3度目の滋賀旅行です。
今回も・・・・もちろん会うことが口実で・・・・正倉院展と東大寺ミュージアム・・・・それと明日香を歩いてみようと出かけました。
 いつものように浜大津で会いましたので、今回は「ミシガン」に乗って琵琶湖クルーズなるものを。しかし、あいにくの雨、景色は全くといってよいほど見えませんでした。でも、孫ダヌキはご機嫌でしたので・・・・ま、よかったかな?!

京都で素敵な宿を見つけました

 今回の「ついでの目的?」は奈良。正倉院展と東大寺ミュージアム、それと明日香でしたが、前回チビダヌキたちをつれて行った時のように奈良まで行って泊まるのは・・・・結構、時間的にきつかったので、京都の旅館をネットで予約しました。
 母親ダヌキを親孝行で温泉に連れて行ったりした時、外に連れ出すのは無理ですから、夕食付きで旅館やホテルを予約するのですが、ほとんど例外なく「会席料理」ですね。それも、料理人さんの腕の見せ所とばかりの凝りに凝った料理。見た目はきれいですが、素材をいじり回して・・・・。ちょっと値段の安い宿だったら、仕出し料理を皿に移したの?ってのが正直なTANUKI の感想です。
 で、最近は・・・宿の周囲に何もないような田舎は別として・・・夕食抜きで予約して、その土地のおいしそうな物を探すのが定番でした。今回は、時間的に余裕がなかったので・・・・夕食付きにしたのですが・・・・。
 
これが大正解! 派手ではなく素材を生かしきった素晴らしい料理でした。しかも、配膳も料理の量も、まさに絶妙! 京都の味を堪能させていただきました。 TANUKI 夫婦が親しくさせていただいてる「花双樹」の大将の味に似てたかな・・・・。
 前回、京都に泊まった後、花双樹の大将に「京都でいろいろ食べてきたけどね・・・・やっぱ、大将の料理の方が、私らには合ってるよ。」と言ったのを一部訂正しなくちゃ・・・・。 ちなみに・・・・TANUKI のお友達にだけ、こっそりお教えします

正倉院展は・・・・やっぱりすごい人でした

 ウィークデーの、それも月曜日の朝早くなら人も少ないかな・・・・などと思って行ったら、いかにそれが甘〜い考えかを思い知らされました。入場は30分待ち!何とかの宝剣を見るには、中でさらに15分待ち・・・・やっとの思いで見学して外に出たら、もう我々が並んでた時の4倍くらいの人が並んでる。腕章をつけた係の方が警備のためか、じっと立っておられたので「大変ですね〜、ご苦労様です。それにしても、やはりすごい人気ですね。」と声をかけたら「いや、今日は少ない方ですよ・・・・」とのこと。
やっぱ、田舎者のTANUKI には耐えられませんわ! でも、ゆっくりとは見られなかったけど、「蘭奢待」なるものを見ただけでも満足です!蘭奢待って、それぞれ漢字に「東大寺」って入ってるってのを初めて知りました。へえ〜、そうなんだ!・・・・
 織田信長が切り取ったって、何か悪者のように言われてますけど・・・・正倉院の宝物を見てて思いました。当時の天皇さんとか貴族さんって、どれだけの贅沢三昧をしてたんだ!その頃の庶民はどうだったんだろう?・・・・いいじゃんか!信長さんが少しくらい切ったって・・・。

 10月10日にオープンしたばかりの「東大寺ミュージアム」で不空羂索観音さんと日光菩薩さん、月光菩薩さんに会えました。法華堂(三月堂)が修理中のためこちらにおられるとか・・・・。こちらは、ゆっくりと見学できました。その後時間がありましたので、唐招提寺へ。ここも人が少なく、ゆっくりと時間をかけて・・・・鑑真和上さんのお墓(御廟って言うのですよね)にも詣ることができました。
 薬師寺の東塔は修理が終わる2018年までは見られないと思っていましたが(前回訪れた時、もう見られないと思ってたくさん写真を撮りました)、素屋根の基礎を作ってるところでした。また会えました。

明日香・・・・すてきなところでした

 旅行最後の日、1日かけて明日香を歩きました(正確には・・・・レンタル自転車を借りて走りました)。
TANUKI にとって明日香は初めてです。ms.TANUKI は昔1度来たとのことでしたが・・・・「前に来た時は、田んぼと土の道しかなかった。石舞台も周囲は赤土だった。」と言い張ります。「それ、いつ?」「学生時代・・・・」 それって・・・・もうすぐ半世紀になろうかって前のことでしょ!
 それにしても明日香ってミステリアスです。古墳にしても大きな石(?)にしても・・・・謎が多いですよね。あれ程大きな石をどうやって動かしたんだろ? 飛鳥の時代にタイムスリップしてみたいものです。
 そういえば・・・・途中で飛鳥人の服装をした人に出会いました。あのような服装で歩こうってのがあるのかな? それにしても、近づいてみたら、かなりの年齢と思われる女性でした。ちょっと派手すぎませんか? 申し訳ないけど・・・・それまで何となく飛鳥の風を感じながら歩いていたのですが・・・・逆に、急に現代に引き戻されたような複雑な感じになりました。ごめんなさい!
 もうひとつ・・・・○○天皇陵って古墳の入り口には、必ず小さな家があって「宮内庁○○○」と書かれた看板がありました。係の職員さんがおられるのですね。どの古墳も、きれいに整備されてます。宮内庁にお墓の管理をする部署があるんだ・・・・へぇ〜、知らなかった!

 何かよくわからないまま、ガイドブックを頼りに回りましたが・・・・正直なところ、よくわかりませんでした。もう少し予習(?)をしてから、改めて回ってみたいものです。 また来よう・・・・。

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