北海道旅行・・・登別から白老へ
TANUKI の 近況報告     北海道旅行・・・登別から白老へ    2015. 10. 29.
登別 地獄谷へ・・・ここの風景は40年前から変わってないような・・・ 温泉街の中に「間欠泉」がありました
閻魔堂・・・閻魔さんのからくり人形 なかなかの迫力がありました
白老のポロトコタンに行ってみました 昔の面影はありませんでした きれいな観光地になっていました
アイヌの民俗舞踊や歌など・・・屋内で、簡素化されて・・・まさに観光用??
時間があったので、千歳水族館にも行ってみました 新千歳空港から、再び羽田乗り換えで巣に戻りました
昨日行けなかった登別地獄によって・・・

 昨日、登別に着いたのが夕方だったので、朝、まず登別地獄谷へ。40年前の新婚旅行で地獄谷で撮った写真が残っているのですが、ここは40年前と風景はあまり変わっていないような気がしました。もちろん、周辺はきれいに整備されていましたが・・・。
しかし、ここ地獄谷も甲高い意味不明の言葉で溢れていました。こんなに何度も書くと・・・やはりヘイトスピーチになるのかな? でも、そう思われてもいいや! なんで、あの人たちは周囲を構わず大声を張り上げるんでしょうね。お国が広いから、大きな声じゃないと声が届かないのかな? それに、地獄の狭い遊歩道でも全く譲ろうとかいう気もないらしく「そこどけ!」と言わんばかりに突っ込んで来る。こっちがコソコソと手すりにへばりついて避けなきゃならない。
 実は、残念なことに、この日「熊牧場」は定休日でした。(ここも40年前、たくさん写真を撮ってるので、もう1度行ってみたかったのに・・・)仕方ないので、その分、地獄谷周辺をゆっくり歩いてみたかったのですが・・・これ以上、あの甲高い意味不明の言葉を聞くに耐えられず温泉街へ戻りました。町の中に間欠泉があって、ちょうど吹き出したところでした。それから、温泉街の閻魔堂でからくりが動く時間を待って、閻魔さんが動くのを見て(なかなか迫力がありました!)登別を後にしました。

ポロトコタンも・・・様変わりしていました!

 白老に向かう車の中で「まさか、ポロトコタンにはあの人たちいないよね・・・」「あの国は少数民族問題が深刻だし、彼らには興味ないと思うよ。」などと話していたのですが・・・ここでも、見事に期待を裏切られました!
 ポロトコタンは、ものの見事に観光地化しているように思えました。40年前は、屋外で踊りを見せていただき・・・かなりご高齢の方々(ご長老さんたちかな?)が、いろいろ話をしてくださいました。TANUKI のつたない質問にも丁寧に答えていただき・・・今でも、その時のお話をメモした紙をアルバムに貼って持っています。
 今は・・・屋内で・・・TANUKI には単なるイベントに感じられました。しかも、彼の国の団体さんが一角を占拠。はじめTANUKI は、その人たちから離れて座っていたのですが、小学生の団体さんが入るということで席を移動させられ・・・気づくと、TANUKI のすぐ横で通訳のお姉さんが、さらに甲高い大声で・・・。(彼女の仕事だから仕方ないのでしょうけど・・・)しばらく耐えてたのですが、とうとう我慢できなくなって外へ。
 食堂がありましたので「エゾ鹿肉のカレー」を注文。美味しかった!体が温まりすね。函館観光バスのガイドさんが、北海道のお肉について言われたことを思い出しました。
食べてる途中、急に猛烈な風が吹き・・・たたきつけるような雨が・・・。えっ、どうしよう?と思っていましたら・・・次の瞬間は青空が・・・。何だったんでしょうね。竜巻?・・・とも違うよね。気がついたら例の団体客も消えていました。爆買いって、よくニュースになってますが、あの人たちのツアーも「弾丸ツアー」なのかも。

新千歳空港から再びJALで巣に戻りました

 白老でも、あまりゆっくりできなかったので・・・ちょっと早めに千歳に到着。時間があるので「千歳水族館」に行ってみました。千歳川の底が見えるようになっていて、鮭の遡上が見られるそうです。今回は残念ながら鮭の遡上の時期ではなかったようですが、きれいな川をヤマメなどの川魚が泳いでるのを見ることができました。さすがに、ここには例の団体客もおらず・・・やっと静かに楽しむことができました。
 帰りの飛行機の中で・・・「もう、北海道は行きたくないね・・・どこに行っても意味不明の声ばかりだったね。」「そんな言い方、ヘイトスピーチだよ。」「そうかも知れない・・・そんな気はないんだけど・・・でも・・・。」「次はどこに行く?今や、あの言葉が聞こえない観光地はないよ。日本の経済を支えてくれてる人たちだから・・・。」「うん、でもね・・・奈良の観光地だったら、あの人たちが行かない場所を知ってるし、エスケープルートもあるよね。由布院とか別府だったら、まず出会わなくて済む美味しいお店を知ってるよね。」「そりゃ、何度も行ってるからね。北海道は知らないところだから・・・仕方ないよね。」「同じ北海道でも、札幌とは食べ物も文化も違う気がしたけど・・・函館は、いろいろ美味しかったね。」「そうだね・・・洞爺や登別はともかく・・・函館は、もう1度行ってみたいね。」「海鮮ばかりだったけどね・・・。」などと話しながら巣に戻りました。

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