息子ダヌキが遊んでくれました
TANUKI の 近況報告    息子ダヌキ(長男)が遊んでくれました    2013.10.27.
海(日本海)がきれいでした 我々を含めて6人の釣り人が・・・・
ワタリガニ・・・・だと思うのですが・・・・ 形の良キスが釣れました
息子(長男)ダヌキが、遊びに誘ってくれました!

 息子(長男)ダヌキが、ふらりとやって来て・・・・「父ちゃん、釣りに行く?」「もちろん!で・・・・何が釣れる?」「防波堤でキスってのは、どうかな?」「えっ?!この時期にキス?」「それが結構形の良いのが釣れるんよ。」「へえ〜、そうなんだ。連れてってくれ!」
息子ダヌキによると、その場所だけが、この時期にキスが釣れるんだそうです・・・・おそらく落ちギスでしょうかね?

 連れて行ってもらうのは良いんだけど・・・・TANUKI は25年以上投げ釣りとか防波堤釣りはやってない!まず道具がない!
仕方ない・・・・船竿のちょっと固めのだったら、軽い重りにすれば何とかなるかな?あまり遠投はできないけど、ま、本当に久しぶりの防波堤釣りなんだから・・・・遊びと思わなくちゃ・・・・。
息子ダヌキは「父ちゃん、竿がないだろう・・・・貸してやろうか?」と言ってくれてますが・・・・そこはそれ(?)やっぱりね。こっちにもそれなりのプライドってものはあるんだし・・・・。

 で、息子の車に乗せてもらって出発。TANUKI の巣から車を走らせること約1時間、日本海の青い海が目に飛び込んできました。さらに車を走らせ・・・・途中、あちこちの防波堤はどこも釣り人がいっぱい。息子の「あの防波堤は、今は・・・が釣れる。あそこは・・・だ。」という解説を聞きながら(まあ、お前さんの釣キチには呆れるしかないな!)さらに北上を続け、やっとお目当ての場所へ。
 「ここだよ」という場所にある防波堤は、何人かの釣り人が竿を出していました。「ここは車も駐められるし良いんだけどね。かなり遠投しないと釣れないんだ。」とさらに車を走らせ、道路脇に駐車。道とはいえないような所(これ、どこに行くのって不安になりましたが・・・・)を延々と歩き海岸に出て、さらに海岸を歩いて・・・・その防波堤は、先客が2人だけでした。しかも息子は、その人達と「またお会いしましたね」などと挨拶を交わし・・・・どうやらここは、マル秘ポイントのようです。
 結局、この日、さらに後から来た2人連れと計6名。静かな釣りを楽しむことができました。

で・・・釣果の方ですが

 確かに遠投は必要ありませんでした。でも、TANUKI の竿は残念ながら船竿。竿を痛めたくないので、軽い重りしか付けてない!底を探ってみて、7〜15m先に藻場があることは分かるんだけど、その先までなかなか飛んでくれない。
いやいや、何よりも・・・・25年以上のブランク・・・四半世紀だよね!・・・勘が戻らない! 投げても、自分の思う方向とずれてしまう。やっぱりダメだよね。仕方ないので、息子や他の釣り人さん達の邪魔にならないように、隅っこの方で細々と・・・・。

 しばらく釣ってて、仕掛けがポイントを大きく外れ、海岸近くに飛んでしまったので・・・・ま、仕方ないと竿を置いて、買ってきたペットボトルのお茶を飲んで・・・・さて投げ直そうとリールを巻いたら・・・・重い! 魚の当たりは全くないので、さては藻か何かに引っかけたなと、竿を立ててみたらズルーッて感じで動く・・・・引っかかったのではないみたい。なんと、カニがハサミで釣り針を挟んであがってきました。
何とも間抜けなカニさん! きっと釣り針についてる餌を捕ろうとした時に引っ張られて、思わず力一杯釣り針を挟んでしまったんでしょうね。かわいそうに! 息子によると、以前同じ場所で、息子の友人も同じようにカニを釣ったとか・・・・。この場所は、キスだけでなく、カニの魚影も濃いんでしょうかね。

 いい加減釣って、ちょうど満潮になったし、そろそろやめよう・・・・と言った途端に、20cm越の大型キスがヒットし始め・・・・さらに1時間あまり釣って終了。TANUKI は、息子の釣果の1/4程度しか釣れませんでしたが、久々に防波堤釣りを堪能させてもらいました。
 息子ダヌキ、ありがとう! また連れて行ってね! 間抜けなカニさんは、夕食の味噌汁になりました・・・・おいしかった〜!!