室内のDIY その2
 室内のDIY その2
リビングラックの製作  2016年
ダイニングキッチンの作り付け棚 小さい食器戸棚を組み込みました 既製のカゴを並べるようにしてみました
 洋室の楽譜用棚を作る元となった作り付けの棚・・・・洋室のほかにも、ダイニングキッチン、TANUKI の母親の部屋とその部屋から直接行けるトイレ・・・・とあと3カ所にあります。いずれも同じ作りなので、棚板が歪み始めています。楽譜棚を作って・・・・同様に全部の作り付け棚を改修することにしました。
 ダイニングキッチンの棚も同じように、ユニットを作ってそれを押し込む方法で作りました。単に棚では面白くないので・・・・小さい食器棚を組み込んでみました。下は引き出しにしました。一番右のユニットは・・・・雑貨ショップでちょっと格好良いカゴを見つけましたので、それを並べるように棚を作りました。細々しい物を整理して収納できて重宝しています。
 TANUKI の母親の部屋には、部屋から直接行けるようにトイレを作っています。畳2枚分の広さで、洗面台もおいて・・・・車椅子でも使えるようにスペースを取っています。棚は、母親の趣味の一つ、花を生ける花器などを収納できるようにしていました。おかげで、我が家にはトイレが3カ所・・・・というなんとも言い難い状態になってしまいました。なお、母親が浄土に旅立った後は、トイレも含めて単なる物置に・・・・悪い言い方をすれば「巨大なゴミ箱」と化しています。
ホームセンターで買った三段ラック・・・ 側板・・・棚の溝切りと引き出しの桟 塗装が完了しました!
組み立てています 引き出しの製作! 引き出しの前板と取っ手をつけて・・・
最上段の折り戸を作っています 棚の上にコーヒーミルとコンセントを・・・ リビングラック 完成です!
 リビングの作り付け棚の横に、ホームセンターで買ってきた三段のリビングラックを置いています。三段ラック用の引き出しも買って、上にはコーヒーミルを置いていますが・・・・ここも何となくデザインに統一性がなく、上に付けたコーヒーミルのおかげで下の棚の使い勝手が悪いし・・・・市販の三段ラックは合板製でコーヒーミルをガリガリ回すには、ちょっと強度が・・・・。
 と言うわけで・・・・これまた集成材を利用して丈夫な物を作ってみることにしました。ラック本体と引き出しは、今までいくつも作ってきたユニットと変わらないので・・・・何の問題もなく簡単に作れました。(やっぱり・・・・経験ですかね〜! ちょっと自画自賛!)
 問題は、一番上の段で・・・・コーヒーミルはクランプで締め付けて取り付けるようになっていますので、そのスペースが問題です。いろいろな方法を考えましたが・・・・結局、クランプの部分はメクラ蓋として、残りの部分に折り戸を付けることにしました。折り戸は初めての試みでしたので・・・・いろいろ試行錯誤して時間をかけた結果、何とかつけることができました。クランプでデッドスペースとなってしまった部分は、もったいないので上から使えるコンセントを付けてみました。
オーディオラックの製作  2016年
スチールラックにオーディオとパソコン 木取りが終わりました! 組み立て開始!
 洋室の作り付け飾り戸棚の一角にスチールラックを置いて、オーディオやパソコンを置いていました。しかし、木製の戸棚の隅にスチールというのは、どうもしっくりきません。おまけにコード類が、どうしてもむき出しになり・・・・何か雑然とした、まとまりのない感じになっています。
 やはりトータルで作り付けの棚って感じにしたいと思い、木製のオーディオラックを作ることにしました。材料は、いつもホームセンターで買っている厚さ18mmの集成材。TANUKI にとって、この材が一番扱いやすいのです。売ってるサイズは1800×900mmなのですが、ホームセンターのカットサービスをフルに利用させてもらっています。
棚の製作で苦労した部分は・・・ 中心に穴を開け、ネジを埋め込んで・・・ コードを通す穴開け用の治具
 今回のオーディオラックで一番苦労したのは・・・・まず、上の写真の黄色枠で囲ってる支え棒(?)。通し柱のように見えていますが、それぞれの段ごとに上下をボルト留めしています。そのためには、丸棒の中心に正確に穴をあけて埋め込みナットを付けなければなりません。ボール盤を持っていないTANUKI には、なかなかに難しい作業でした。
 次に、いろいろなケーブルを通す穴ですが・・・・人目に付く(?)場所ですし、やっぱりきれいに開けたい! 後ろの板はベニアですので・・・・治具を作って電動トリマーで穴開けしました。
ラックが完成しました ラックにオーディオ、ノートパソコン、プリンタを・・・
 色も既存のラックに合わせましたので・・・・違和感なく、ぴったりと収まりました。なかなか良い雰囲気になりました。
一番下の段には、下にCD(ブルーレイディスクも・・・)とプリンターインクなどを収納する棚付きで、管球式アンプを置く台とレーザープリンターを置く台を作っています。
神棚の製作  2019年
とりあえずの神棚でしたが・・・ 材料を切り出して・・・ どうしても使いたかった木材
これもサイズを切り詰めて・・・ 神棚ができました 重厚な感じです!
 前の家を建てたとき、棟梁さんが「私からのプレゼントです」と立派な神棚を作ってくれました。解体の業者さんが重機を入れる前に取り外そうとしたのですが・・・・何せ頑丈に取り付けてあったのと、素人TANUKIの未熟な腕ではうまく取り外せず、横板の1枚は割ってしまいましたし、棚板も一部欠けてしまいました。それでも、何とか外して新しい家の倉庫で眠って(?)いました。
 今の家を建てて・・・・とりあえず神棚がいるのでホームセンターで「神棚セット」なる組み立てキットを買ってきて間に合わせていましたが・・・・やはり、言葉は悪いのですが「薄っぺら!」な感じしかしません。前の神棚を再利用して作り直すことにしました。
 神棚って・・・・前の家でもそうでしたが、天井近くの高い場所にありますよね。神様がおられる場所なんだからでしょうけど、掃除をしようにも、榊の水を替えようにも脚立が必要です。TANUKI 夫婦も、当然のことながら今からますます年を取っていきますし・・・・今はまだ大丈夫だけど、年取って脚立に乗るのは怖い! 神様には申し訳ないけど、手の届く低い場所に作ることにしました。
 前の神棚の木・・・・改めて見てみたら、やっぱりすごい木でした。まっすぐな柾目で年輪も1cmに10本以上・・・・リビングの角に設置するには、わずかに切り詰めなければなりませんが、切ることすら躊躇われるような感じでした。仕上げは無垢で・・・・塗装もしたくなかったのですが、前の家での経年劣化と汚れと・・・・この木全面をカンナがけする自信はありませんので、オイルフィニッシュ系の塗装で仕上げました。
 やはり、とりあえずの「神棚キット」よりも重厚で・・・・ザ・神棚!って感じです。
七福神の祠  2021年
TANUKI の曾祖父の物かと・・・ 七福神(3体ですが・・・)の祠 金峯山寺(蔵王堂)のお札にも・・・
 神棚を作り直したとき、前の前の家の神棚にあった物を入れたままになっていた箱があることを思いだし開けてみました。昭和12年に古熊天神社を改修したときの記念の古材とか、おそらくTANUKI の曾祖父の代の物が入っていました。その中に、七福神の土人形が3体ありました。どのような経緯で我が家の神棚に来たのか、今となっては全く不明ですが・・・・どれだけの年を重ねてきたのか、土人形も本来の土に還りそうな状態でした。ちょうど手元にあった金色のスプレーで着色してみたら、何かすてきな人形の姿が見えてきましたので、再び神棚に置くために祠を作ってみました。
 神棚に置くに当たってもうひとつ、もう10年以上前に吉野の金峯山寺(蔵王堂)でいただいたお札が神棚にありましたので、これにも簡単な祠(・・・・もどき?)を作ってみました。昔、神社の神主さんから「お札やお守りの有効期限(?)は1年間・・・・毎年新しく買い直して!」と言われたことがありますが・・・・もう吉野に行く機会もないだろうし・・・・ま、記念品と思えば良いですよね。
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