「ソババッケ」と呼ばれている、平治(ひじ)と大船(たいせん)、黒岳、3つの山に囲まれた盆地のような不思議な空間があります。
名水100選に選ばれてる湧水「男池」から、風穴がある奥セリへの登山道が延びています。奥セリから大船、黒岳への登山道がありますが共に急登です。この登山道の途中から平治と大船、坊ガツルへの分岐点となる峠「大戸越(うとんこし)」への登山道が分岐していますが、この分岐点がソババッケです。
盆地状の湿地でマユミの群生地です。立ち枯れした木も不思議な雰囲気を醸し出しています。
風穴は昔、養蚕に利用されていたそうです。また「ソババッケ」の名前の由来については「山の側」+「バッケは崖のなまり」と言う説や「蕎麦が栽培されていた場所」というものから「蕎麦が化けた」という妖怪説に至るまで、いろいろあるようです。ま、それはともかくとして、とても神秘的な空間です。 |
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