1995年(平成7年)10月11日、星生山の支尾根にあたる硫黄山(1,580m)が 257年ぶりに噴火しました。
星生山周辺は登山規制が敷かれ、すがもり越ルートはもちろん、牧ノ戸からの登山ルートも久住山には近づけなくなってしまいました。TANUKIの仲間には、わざわざ南登山口とかのルートで久住山に近づこうとする者もいましたが、TANUKIは別の山にルートを変更しました。長者原に泊まってると、弱い地震を感じる日が多かったように覚えています。
登山規制が緩和された2年後、久しぶりに牧ノ戸ルートで久住山をめざしました。新しく噴火した火口は、硫黄山と言うより星生山の尾根と言った方がいいような場所でした。古い火口跡の稜線に火口が並んでいました。噴火直後の報道では、最大30mの火孔(火口ではなく火孔・・・?)とのことでしたが、この時点ではそれほど大きくはない(小さくなった?)感じでした。でも、久住分れに立つと、まるでジェットのようなゴーという音が響いていました。自然の驚異を感じました。
2003年には、星生山の登山規制も解除となりました。もう噴気もほとんど見られなくなっています。でも、九重連山は、まだ活きている・・・そんな気がしますね。次に山が自己主張(?)するのはいつなのでしょう・・・。 |
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