鞍馬山(くらまやま) 鞍馬寺(くらまでら) 鞍馬弘教 総本山 本尊:尊天
2018年の秋・・・・この年は、大型台風が例年より多く日本に上陸。四国から近畿地方にかけて暴風と高潮により甚大な被害が出た年でした。関西空港は高潮により滑走路やターミナルビルが浸水。関西国際空港連絡橋にタンカーが衝突するなど大きな被害がありました。
秋、紅葉の季節に鞍馬に出かけたのですが・・・・途中の叡山電鉄名物の紅葉のトンネルも台風被害の影響で枯れが目立ち、期待した美しさはありませんでした。
鞍馬寺は、まず「鞍馬駅」で大きな天狗さんが出迎えてくださいました。仁王門では「狛犬」ではなく「狛虎」がお出迎え・・・・説明によると、阿吽の虎はご本尊「毘沙門天」さんのお使いなんだそうです。
本来は仁王門からつづら折りの山道を本殿(金堂)へと上がるんだそうですが・・・・省略させてもらい、ケーブルカーで多宝塔へ。途中の杉や檜の林は、無残に折れて横たわっていました。きれいに枝打ちされた木でしたので・・・・きっと美しい林だったんでしょうね。多宝塔から本殿(金堂)への途中のお堂も無残な状態でした。台風被害の大きさを改めて感じさせられた風景でした。
パワースポットとして有名な金剛床の先の本殿(金堂)には、尊天を象徴する千手観音菩薩、毘沙門天王、護法魔王尊、役行者、遮那王尊などが安置されていましたが、ご本尊の「毘沙門天」さんは秘仏で、60年に一度ご開帳だそうです。
奥の院も、木の根道とか訪れてみたかったのですが・・・・台風被害で道が崩れているとかで、霊宝殿までしか行けませんでした。
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